遺品整理士について

遺品整理士認定協会で資格を取得すると遺品整理士として認められます。

遺品整理士とは

遺品整理士という職業を知っていますか?

普段ではあまり聞き慣れない言葉ですが、ここ最近の日本においてが、これからの高齢化社会核家族化の進行において、次第に注目され始めた職業で、その名の通り、故人の遺品を整理するための仕事です。

恐らく、徐々に知れ渡り始めたのは、2011年に公開された「アントキノイノチ」という映画ではないでしょうかね。

この映画は、さだまさしさんの原作小説を岡田将生さん、榮倉奈々さん主演で映画化されたもので、大まかなあらすじは、高校時代のいじめがきっかけで心を閉ざしてしまった青年と衝撃的な過去を持つヒロインが、遺品整理業の仕事で知り合い、心を通わせていく姿を描いた癒やしと再生の物語となっています。

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遺品整理士という資格

遺品整理をご遺族に代わり行う専門的な知識と故人への畏敬・感謝の気持ち、ご遺族への配慮の気持ちを持ち合わせた遺品整理の専門家のことを遺品整理士というのですが、これは一般社団法人遺品整理士認定協会の運営する民間の資格となっていて、遺品整理士認定協会で資格を取得すると遺品整理士として認められ、認定証書が発行されます。

「遺品整理」とはご遺族の間で兼ねてより行われていましたが、業務を事業として代行するにあたっては、より法規制に遵守した形で行っていくことが重要です。遺品整理の取り扱い手順や遺品整理に関わる法規制等の知識を、正しく身に付けられます。

受講資格はどんな人でもうけることができて、受講期間は2ヶ月くらいが目安となっています。 受講料25,000円、会費5,000円(2年間有効)となっていて、流れは以下のようになっています。

f:id:ihinwest:20171027151538p:plain 一般社団法人遺品整理士認定協会より

協会自体、合格率は公表していないようですが、大体、3人に2人程度が試験に合格するようですね。

遺品整理するにあたって的確な指示を出すために必要な資格ですから、遺品整理を依頼するのであれば、遺品整理士のいる業者に頼みたいものです。