札幌を舞台に繰り広げられる、遺品から伝わる“遺された想い”を紐解く命の感動作!
残留思念が“視える”異能を持つ遺品整理士・柊つかさ。
遺品を通じて故人が遺した想いを知った時、つかさは「死」の裏側にある真実にたどり着く。
私たちの仕事はただの掃除じゃない。故人が最後に遺した想いを、私たちは見つけ、遺族に伝える義務がある。
主人公、柊つかさは、残留思念が視える異能の遺品整理士で、遺品整理会社「メメント」に勤める彼女が許せないのは「故人の想いを見過ごして無駄にすること」。
怒り。悲しみ。後悔など、遺品から伝わる声なき声を聴き、故人の想いを知った時、彼女は「死」の裏側にある真実へとたどり着く。
故人が伝えられなかった想いを個性豊かな「メメント」の仲間とともに届けるつかさ。
- 価格:792円(本体720円+税10%)
- ISBN:9784867165331
- 発売日:2024年2月20日
本作の主人公は、残留思念が“視える”異能を持つ遺品整理士・柊つかさ。
故人が遺した本当の想いを見つけ、遺族に伝えることを何より重んじる彼女は、真摯な反面不器用であるがゆえに、時には人とぶつかることも。
それでも信念を曲げないつかさの姿に思わずハッとさせられます。