遺品整理士について

遺品整理士認定協会で資格を取得すると遺品整理士として認められます。

4月から始まる相続登記義務化の認知は2割

60歳以上の親を持つ男女1,024人に「親の終活に関する意識調査」を調査したところ、6割超が相続について不安ありと回答しているのだとか。

親の終活に関する意識調査

葬儀社紹介サービス「安心葬儀」が行った親の終活に関する意識調査は2019年、2022年に行っており、今回で3回目となるようで、本年4月1日から始まる相続登記の義務化についての認知と相続についての実態を調査するために相続関連の調査項目を追加しているのだとか。

調査の結果では、相続登記が義務化されることの認知率は2割程度にとどまり、6割超が相続について不安ありと回答していて、その相続についての不安1位は「相続税などが気になる」、2位「どんな資産があるかがわからない」、3位「相続について何を準備すべきかわからない」という結果となったのだとか。

相続登記の義務化についての認知率が低いことと合わせると、相続について漠然とした不安を感じつつも、具体的な準備や相談は行っていない様子がうかがえ、相続する不動産について親と話し合ったことがある人の割合は約2割、親に最低限やっておいてほしい終活の1位は「相続財産/借金/保険について」であり、相続について子側は親に任せている様子がみられるようです

誰でもかんたんにはじめられるエンディングノートの書き方

公益財団法人日本自然保護協会が、2024年1月25日(木)に「誰でもかんたんにはじめられる エンディングノートの書き方オンライン講座」開催。

誰でもかんたんにはじめられるエンディングノートの書き方

もし急な病気やケガで入院した時、残りの人生が限られていることがわかった時、家族や周りの人に伝えておきたいことがいろいろあるはず。

親しい人の名前や連絡先、財産のこと、医療のこと、デジタル資産の情報、その後の暮らしへの希望、などなど。何かあってからでは遅いとわかってはいても、エンディングノートにまとめておくのはまだ早いと思いがちなもの。

エンディングと聞くと、高齢者向けのものと思われるかもしれませんが、書きとめておくべきことは、年齢を問わず誰にとっても必要なことばかりで、本セミナーでは「ご縁ディングノート」を考案された遺贈寄附推進機構株式会社代表取締役齋藤弘道氏を講師に招き、もしもの時のために備えておきたいことについて話していただくとともに、誰でも気軽にかんたんに始められるエンディングノートの書き方の練習を行います。

  • 開催日時 2024年1月25日(木)14:00〜15:30
  • 開催形式 Zoomウェビナーによるライブ配信
  • 参加費  無料、定員100名(先着順)

参加方法などの詳細は、お申込み後にメールにて案内。

法令遵守識別シールを発行

遺品整理士認定協会が、遺品整理の際に出た家庭ごみを適正処分する遺品整理業者を識別しやすくするため、協会独自に発行した「シール」の提供を開始。

分別作業完了

これを協会に所属する会員企業に購入してもらい、ごみ袋に貼り付けて排出してもらうのだそうで、シールがない場合に回収できないといった法的効力はないものの、一般廃棄物収集運搬の業者や、ごみ処理施設側がシール付きのものを優先的に受け入れる姿勢が広がれば、違法回収を行う業者の根絶につながると考えているようです。

協会では現在、この取組みを全国の自治体に周知しシールの普及を図っています。

最近、廃棄物の仕分けがきちんと行われず、電池やバッテリー、スプレー缶などが、可燃物、不燃物に混じってしまって起こっているのが現状となっているようで、遺品整理士が先駆け、きちんと仕分けしているので安全ですと言うシールを仕分けを行ったゴミ袋に貼る事になっているようです。