遺品整理士について

遺品整理士認定協会で資格を取得すると遺品整理士として認められます。

遺品査定士

遺品整理士と似たような資格として、遺品査定士というものがあります。

f:id:ihinwest:20171102153659j:plain 遺品査定士養成講座‐遺品査定士‐“日本初”遺品に関わる査定の知識を学ぶ より

この遺品査定士というのは「遺品の買取に関わる様々なジャンルの鑑定士とも関係を結びながら、ご遺族が安心して、遺品を繋ぐことへの支援を行う、遺品の査定と買取に特化した専門家」のことで、そもそもこの資格が誕生したのは、遺品整理の需要が高まっていく中で遺品査定・買取についての相談や苦情が増えてきており、さらには新聞のお悔やみ欄から無理やり訪問し、訪問買取を行う業者が急増しているというようなことも問題となってきているからのようです。

しかも遺品整理の際、築30年程度の一軒家であれば、約10万円程度の買取になると言われているのだそうで、こんな状況であれば、悪質な行為は増加していくことも予想されます。

査定士と整理しの違い

遺品査定士と遺品整理士の定義については、遺品査定士養成講座にしっかりと明記されています。

遺品査定士とは
遺品査定士は、遺品の買取に関わる様々なジャンルの鑑定士とも関係を結びながら、ご遺族が安心して、遺品を繋ぐことへの支援を行う、遺品の査定と買取に特化した専門家です。 遺品整理の知識だけではなく、遺品査定と買取についての独特のノウハウと専門知識、法令に関する理解を兼ね揃えた専門家です。
遺品整理士とは
遺品整理士は、遺品整理に関わる、様々な関係先と連携を結びながら、不法投棄などの遺品整理を通した不正を防止し、ご遺族が安心して、遺品整理を行うご遺族を支援する、遺品整理に特化した専門家です。

この「遺品査定士」という資格は2017年3月から始まった資格をで、遺品査定士認定講座の試験に合格し、遺品整理士認定協会の認定会員として登録した者のみが保有できる資格となっています。

遺品査定士が守るべきこと(遺品査定士の使命)

  • 適正な遺品の買取り対応を行う
  • 買取価格の透明化を図る
  • 買取・査定の料金の明確化を行う
  • 亡き故人の遺品の本当の価値を、ご遺族に理解してもらう

急速に高齢化が進んでいく今後の日本では、これまで問題にとされていなかったトラブルが、新たに発生するようになっていくと予想され、死後の遺品にかかるトラブルは増えていくと考えられます。

様々な危険や被害から高齢者や残された遺族を守り、大切な遺品を次世代につなげるような仕組みが作られることはとても重要なことです。